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それにもしても想像を越える暑さ。メンバーの一人が演奏終了後、休憩室で脱水症状を起こし意識が無くなる状態に。
一時はどうなるかと慌てたが、暫くして意識が戻り、点滴無しでも大丈夫との診断にほっと胸をなでおろした。
とにかく体温よりも高い気温、高い湿度。汗をかいても乾かないので、体温が逃げず、熱が体にこもっていく。
夏のカンボジアの屋外で和太鼓を演奏するのは自殺行為かもしれない。私は移動中のバスの中でも頻繁に水分を取り続け
(ウォーターローディング)、演奏中もできる限り水分補給をした。多分この日4リットルは飲んだと思う。
それでも喉は渇いた。水分補給については事前に注意されてはいたものの、経験の無い人には想像もつかなかったろう。
私はマラソンで給水が出来ずに脱水症状になりかけた経験があり、脱水状態の恐さを身をもって知っていた。
そんな経験が無ければ同じような目に会っていたかも知れない。
その後一人を残し、近くのソバンサコー小学校へ。歌ったり踊ったりケンケンパで盛り上がり、紙ヒコーキで遊び、
ここではサポートで同行してくれたメンバーが中心になって子供達と遊んできた。壊れかけた校舎で学ぶ子供達は、
とても明るく素朴で、日本の子供達が失ってしまった何かを持っていた。
5.ドリアンは臭くなかった(美味かった)
カンポットでは、昼夜ともにカンポット川に張り出すようにたっているレストランで食事だったが、
ここで用意してくれた海老は美味しかった。そして、これは絶対に食べようとみんなで言っていたドリアン。
かなりの覚悟を決めて行ったのに、拍子抜けするほど臭くなかった。マンゴーとバナナを合わせたような食感。
(と私は感じたが)中々美味しいではないか。取りたての物はそんなに臭わないのだそうだ。
時間が経つにつれ段々臭くなるとのこと。さてはみんな新鮮なドリアンを知らないんだな。
と、ちょっぴり優越感を感じたのであった。
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